日本内科学会雑誌
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1.ステロイド抵抗性筋炎
針谷 正祥
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2001 年 90 巻 8 号 p. 1465-1470

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抄録

標準的なステロイド治療に抵抗性を示す多発性筋炎・皮膚筋炎(PM/DM)に対する,メソトレキサート,アザチオプリン,シクロフォスファミド, FK506,シクロスポリンAなどの免疫抑制薬やガンマグロブリン大量静注療法(IVIG)の有効性が報告されている. IVIGは有効性が高く副作用も少ないが,医療費を考慮した症例の選択が必要である. IVIGは治験中であるが,いずれの薬剤もPM/DMに対する保健適応は現時点では認められていないことに注意して使用する.

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