国立仙台病院
2002 年 91 巻 2 号 p. 740-742
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いわゆる「たこつぼ型心筋症」と考えられた3例を経験した.本症は急性心筋梗塞類似の症状で発症し,可逆性の広範な左室壁運動の低下と心基部の運動亢進を特徴とする.本症の発症機序として多枝冠動脈の攣縮による気絶心筋やカテコールアミンによる心筋障害などが挙げられている.さらに本報告例より,心筋炎や自己免疫疾患などとの関連も疑われた.
日本内科学会会誌
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