岡山大学第二内科
岡山大学第二内科第二外科
国立病院岡山医療センター臨床検査科
津山中央病院呼吸器科
2002 年 91 巻 9 号 p. 2765-2767
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症例は19歳,男性. 17歳時より1日20本の喫煙歴あり.検診にて胸部異常陰影を指摘され,胸部CTでは両側上肺野に多発性嚢胞性病変を認めた.気管支肺胞洗浄液(BALF)の塗抹標本にてCDla陽性細胞およびS-100陽性細胞の増加を認め,胸腔鏡下肺生検により肺Langerhans細胞性組織球症(肺LCH)の診断が得られた.肺LCHは喫煙の関与が指摘されている稀な疾患であり,文献的考察を加えて報告する.
日本内科学会会誌
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