風工学シンポジウム講演梗概集
Online ISSN : 2435-5437
Print ISSN : 2435-4392
第28巻(2024)
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風洞実験による噴石の熱伝達率を求める試み
*丸山 敬
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キーワード: 熱伝達率, 噴石, 風洞実験
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p. 11-12

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抄録
我々は噴石や火山灰、火山ガスなどの火山噴出物の運動、および、火山噴出物と周囲の気流との力や熱のやり取りを記述した物理モデルを組み込み、火山噴出物の運動と大気運動を統合的に解析する計算手法を開発している。 本研究では数センチから十数センチ程度の大きさの高温の火山レキが気流中を飛散する際の熱伝達率を明らかにするため、レキを炉で加熱した後風洞内の気流中に晒し、レキと気流場の熱伝達率を明らかにする実験を風洞を用いて行い、レキの比熱、内部の熱伝導率および表面の大気との熱伝達率を求めるために、気流に晒されたレキの温度および、熱量の変化を風洞実験により求めた。
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