自然環境科学研究
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野外におけるカワネズミChimarrogale platycephala の狩り行動記録装置の開発
北垣 憲仁
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ジャーナル オープンアクセス

2016 年 29 巻 p. 25-30

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抄録
筆者は,カワネズミChimarrogale platycephala の水中での狩り行動を野外で映像に記録する装置を開発した.この装置には安価な材料で簡易に製作できるようガラス水槽を用いた.また,水槽にカワネズミがアプローチできるよう傾斜をつけた導水路を取り付けた.この導水路にはプラスチック製の網(網目5mm)を取り付け,カワネズミが登攀できるようにした.山梨県都留市の桂川水系においてこの装置の効果を検証した結果,19 時から20 時30 分の時間帯では,5 月から9 月と11月には60%以上の割合で,特に7 月は80%以上の割合で水中での狩り行動が記録できた.この装置は,カワネズミの水中での狩り行動解析に有効であるだけでなく,理科教育や環境教育の映像教材の撮影や動物園・博物館での生態展示,観察会等に幅広く活用できる.
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© 2016 公益財団法人平岡環境科学研究所

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