抄録
ビニルベンジル基を有する化合物とビスマレイミド系化合物との共重合を利用した樹脂系の耐熱用途への基礎的な検討を行った。モデル物質としてビスフェノールA, メチルハイドロキノン, ピペラジン, アニリン骨格を有する4種の二官能ビニルベンジル化合物とジビニルベンジルエーテルを合成し, 4, 4'-ビスマレイミドジフェニルメタンとの共重合における硬化挙動, 共重合体のTg, HDT, 熱間曲げ強度, 熱重量分析, 加熱減量などを測定し, 各種ビニルベンジル化合物の構造との関係を考察した。また, CFRPにしたときの長期耐熱性試験も一部行い, 市販のビスマレイミド系樹脂との比較も行った。