熱硬化性樹脂
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TG-DTA-FTIR法によるエポキシ樹脂の熱酸化分解挙動の解析
西田 弘一
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1995 年 16 巻 4 号 p. 207-219

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抄録
ポリアミドアミン硬化エポキシ樹脂の熱酸化分解挙動の解析をTG-DAT-FTIR同時測定法により検討したところ, TG-DATの熱重量微分曲線 (DTG) と示差熱曲線 (DTA) による熱酸化分解挙動がFTRによる全発生ガスのプロファイルと良く一致した。また, 発生ガスの主成分は水蒸気と炭酸ガスであり熱酸化分解反応の初期過程 (200℃~300℃) ではアンモニア, 一酸化炭素, 有機ガスの発生が認められた。
なお, TG-DAT-FTIR同時測定法はTGで測定する質量変化とDTAで測定する熱量変化に加えてFrIRで発生ガスのプロファイルと組成変化を同時に分析する解析手法であり, エポキシ樹脂の熱分解過程を解析する有効な分析方法である。
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© 合成樹脂工業協会
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