熱硬化性樹脂
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シクロヘキサン骨格を有する新規エポキシ樹脂とその硬化物性
酒井 勝寿村井 孝明渡辺 正治
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1988 年 9 巻 4 号 p. 198-205

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抄録
4-ビニルシクロヘキセンオキシドの開環重合によりポリエーテルを合成し, さらにビニル基側鎖をエポキシ化することによりシクロヘキサン骨格を有する新規なエポキシ樹脂を得た。このエポキシ樹脂は末端にエポキシ基を有するため, 従来の内部エポキシ基を有する脂環式エポキシ樹脂より酸無水物, フェノールおよびアミンとの硬化が速く, グリシジルエーテル型エポキシ樹脂に近い反応性を示した。
酸無水物, フェノール, 三ふっ化ほう素アミン塩による硬化物を作成した。いずれの硬化物もTgが高いため, 硬化を完結させるには比較的高い温度が必要であることがわかった。酸無水物硬化においては, 酸無水物の配合量が熱安定性および吸水性に大きく影響することが明らかになった。また電気特性, 機械特性にもすぐれており実用面での応用が期待できる。
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