熱硬化性樹脂
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メチルα-エレオステアレートとフェノール類の反応に関する速度論的研究
吉村 幸雄沢田 浩中本 義章石田 真一郎
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1988 年 9 巻 4 号 p. 206-215

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抄録
メチルα-エレオステアレート (以下Eと略記) とm-クレゾール (以下Cと略記) の等モル配合付近における反応について速度論的検討を行った。その結果 [C] = [E] 付近で [E] の減少初速度が極小となり, [C] = [E] 前後で反応機構の異なることが推察された。Cのかわりに一官能性の2, 6-キシレノール (以下Xと略記) を用いたモデル反応の実験結果をもとにコンピュータ・シミュレーションを行い, 反応機構を推察するとともに [E] の減少初速度が配合比 (X/E) に対して極小値を有する曲線となることを確認した。さらにEとXの反応解析結果をもとにEとCの反応について考察し, まずEとCの錯体が形成され, ついでCとEの配合モル比によってC-E-C, E-CあるいはEの二量体E-Eが生成されるという反応スキームを推定するに至った。
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