日本伝熱シンポジウム講演論文集
第45回日本伝熱シンポジウム
セッションID: H211
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H21 多孔質体の伝熱2
セル状多孔体内強制対流ーふく射熱伝達
*かんちこもる ぷりいちゃ斎藤 晋一上宇都 幸一
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
高温ガスが流動する管路内に流れに垂直に設置したセル状多孔体によるガス温度降下を、流速、ガス温度、多孔体の種類をかえて測定するとともに、上流側からの全ふく射量も測定した。さらに、理論解析を行い実験結果と比較した。その結果、1)流速が低いほど、また多孔体厚さが厚いほどガス温度低下は大きいこと、2)多孔体の半球反射率が低いほどガス温度低下が大きいこと、3)理論解析は、実験結果を良く説明できること、4)理論モデルによる予測では、上流側等価黒体ふく射温度がガス温度より高い場合、多孔体は、ガスエンタルピーふく射変換体として機能しないことなどがあきらかにされた。
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© 2008 社団法人 日本伝熱学会
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