日本伝熱シンポジウム講演論文集
第46回日本伝熱シンポジウム
セッションID: C1-142
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C1-14 強制対流2
傾斜ピンフィンを用いた流路の熱伝達特性
*始田 祐輔武石 賢一郎小田 豊三宅 慶明
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
タービン翼後縁やジェットエンジン燃焼器壁などに用いられるピンフィン冷却は,平行流路にアスペクト比の小さい円筒状のフィンを設置して伝熱を促進する技術である.本研究ではその性能向上を目的として,ピンフィンの取り付け角度が底面の熱伝達におよぼす影響を調べた.3種類(-45°,0°,+45°)の供試体について詳細な局所熱伝達率分布をナフタレン昇華法により調べた結果,それぞれの分布に特色が表れ,傾斜角を持つピンフィンよりも傾斜角を持たないピンフィンの方が底面の平均熱伝達率が高いことが明らかになった.
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© 2009 社団法人 日本伝熱学会
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