東京写真大学工学部
1975 年 15 巻 4 号 p. 108-113
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酸性浴中にて生成したアルミニウム陽極酸化皮膜について電解質の種類 (硫酸, シュウ酸, リン酸), 電解時間および封孔の有無とぬれとの関連性について, 接触角, 表面電位ならびに赤外偏光反射スペクトルなどを測定して検討を行なった。その結果, これらの皮膜の水に対するぬれ性は全般的にきわめて良好である。 またオレイン酸に対する皮膜のぬれ性の差は, 電解時間よりは, むしろ電解質の種類すなわち皮膜中に含まれるアニオンの種類, 濃度および皮膜の多孔度によるものと思われる。
日本印刷学会誌
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