同志社大学
1985 年 34 巻 4 号 p. 36-47
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伊勢物語の章段と源氏物語のひとつの巻の関係を典拠や引用、先行文芸と影響という通時性ではなく共時性として、同じ「物語り」という様式においてとらえうることを明らかにしたい。伝承史的方法論にもとづき、それが同じ対称法の様式のうちにトポロジカルな循環構造を有することを指摘することができるであろう。
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