帝塚山短期大学
1988 年 37 巻 2 号 p. 81-91
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その生涯を通じ同時代の文学に異議を表明し続けた斎藤緑雨の表現世界を時間的な経過をもとに追尋することで大会テーマを考えてみたい。近代文学に異議を表明しそれに與しなかった者の表現世界が、なぜまぎれもない文学でありえたのか、緑雨文学の近代文学における<他者>性の解析から、<他者>でありうることでその表現世界を確立した緑雨の文学を考えてみたい。
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