国際日本文化研究センター
1994 年 43 巻 2 号 p. 54-60
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
文芸にとって、第一次メディアは言語であり、高い水準でいう場合の文体である。第二次メディアは出版物である。小説はメディアの発達とともに起こってきた文芸ジャンルで、メディアとの関連抜きに、その変遷を語ることは出来ない。明治期は、出版においてもダイナミックな動きが起こっているので、小説とメディアをめぐる問題が、かなりはっきり見える。問題群の抽出と蓋然性の高い議論を試みる。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら