金沢大学
1994 年 43 巻 8 号 p. 23-30
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
読むこととは、読者自身が作品世界を創ることである。創られた作品世界には創り手である読者の思想-批評精神-が反映されている。つまり、作品世界の創造それ自体が批評活動である。批評活動を活発に行うためには、テキストに規定された視点で読むのではなくて、読者が独自に視点を設定して読むことが必要であり、有効である。そのことを、「春先のひょう」「手ぶくろを買いに」の教材で実証した。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら