麗澤大学
1995 年 44 巻 11 号 p. 60-67
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「男」支配の秩序に対する絶えまない侵犯者=「他者」の最たる「女」は、あらゆる二項対立の図式の中で常に下位に位置づけられてきた。「男」=理性・文明は、「女」=感情・肉体を征服しなければならない。このような二元論は「侵略」を正当化するすべての思考形態の基本である。権力と暴力を使って人を徹底的に抑圧する<戦争>。家父長制的社会が凝縮されたアメリカ占領下の戦後体制を通して、フェミニズム批評の現在を考えてみたい。
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