横浜市立大学
1997 年 46 巻 1 号 p. 18-25
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日本文学協会の文学研究と文学教育を再検討するため、西郷信綱の『日本古代文学史』を扱った。本書は、三度書き改められているからである。その各版の分析を通じて、文学史という行為が、テクストの内部をずらし、外部へのそして外部からの眼差しでとらえる方法であることを明らかにした。特に、源氏物語論の叙述を分析し、本書の価値が高いことを主張し、今後の研究者の指針となることを述べた。
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