亜細亜大学
1997 年 46 巻 1 号 p. 34-44
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有島武郎の『一房の葡萄』(「赤い鳥」大正9・8)、谷崎潤一郎の『小さな王国』(「中外」7・8)を中心にして教室空間のもつ政治的な意味について考察する。ここでいう「政治的」とは、男性教師と男性生徒の力関係、男性生徒と女性教師の力関係、さらには「再生産」という視点からみた家庭と学校の関係、また文学と教育の相互の拮抗関係などさまざまに構成される力のことである。
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