日本文学
Online ISSN : 2424-1202
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万葉研究の現状と研究戦略 : 筆者が選んだ選択肢(<特集>二十一世紀の「日本文学」研究・教育)
上野 誠
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2000 年 49 巻 1 号 p. 1-10

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抄録

万葉研究は、源氏物語の研究と並んで、日本文学研究のなかでも、もっとも研究蓄積の大きい分野である。もはや蓄積された研究情報は、個人の管理能力を越えるものである。そういったなかで、現在どのような研究情報の整理が行なわれ、データベースの構築が計画されているかを報告している。さらには、研究の細分化が、万葉研究者の「研究」と「教育」にどのような影響をもたらし、それにどのような対応が図られているか、筆者自身の研究戦略の模索を通して、万葉研究の現状と未来を分析している論文である。

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© 2000 日本文学協会
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