成城大学
2000 年 49 巻 3 号 p. 21-34
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中学校の入試国語問題には、学校空間の道徳性が最も顕著に表れている。文学テクストはどのようにでも「解釈」していいジャンルなのに、道徳的な解答でないと「正解」にならないからである。これは「国語」という科目の本質でもある。そこで、一見「誤読」に見えようとも、文学テクストから統一的な物語を紡ぎ出せたなら、それを「評価」するような「国語」のあり方を提案したい。
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