ノートルダム清心女子大学
2007 年 56 巻 3 号 p. 10-19
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テクスト論は自由で多様な読み方を奨励し、それまでの文学研究のあり方に反省を迫った功績があったが、その反面、自己の立場を曖昧にしたまま、具体的な現実社会の問題から目を背けるというマイナス面も持っていたことを指摘し、これからの文学研究は、テクスト論の遺産を受け継ぎながらも、より積極的に社会状況に関わろうとするものでなければならないことを論じた。
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