1961 年 64 巻 9 号 p. 1592-1598
長鎖アルキルアミン(炭素数9~18)と尿素より長鎖アルキル尿素を合成して,その時の反応条件を検討した。モルアルキル尿素の合成には, アルキルアミンの塩酸塩と,4~10倍モル量の尿素とを水溶液中で反応させる方法がよく, ジアルキル尿素の合成には尿素に対してアルキルアミンを2倍モル量用いて直接反応させる方法が良好であった。これらアルキル尿素類は水にほとんど溶けないので,酸化エチレンを付加させて新しい非イオン表面活性剤を合成して,それらの界面活性能を測定した。
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