1934 年 55 巻 4 号 p. 293-301
i) FeS沈澱の生成とpHとの關係を明かにしたり.
ii) FeSとFe2S3との關係に就て考察せり.
iii) ZnSの存在によりてFeSはその溶解積の要求する範圍外までも誘導沈澱さるることを認めたり.而してその誘導沈澱は吸着による現象なりとせり.
iv) Fe, Znの硫化水素による分離の安全なる範圍を定め適當なるDirectionを作れり.
本實驗に關して指導を給はりし小林教授に對して深甚の謝意を表す.
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