日本化學會誌
Online ISSN : 2185-0909
Print ISSN : 0369-4208
液體の曳糸性に就て
川村 直道
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1939 年 60 巻 1 号 p. 88-96

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抄録

1)恒速度捲上器を作り液體に浸した硝子棒を種々なる速度で引上げて,其の時生ずる絲の長さを測定した.
2)グリセリン等の液體に就て表面張力,密度,粘度,構造粘度との關係を研究し,曳糸性は構造粘度と密接なる關係ある事を認めた.
3)94%のグリセリン,即ちグリセリン3分子水1分子の割合の時構造粘度最大となる.

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© The Chemical Society of Japan
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