理化學研究所片山研究室/京都帝國大學醫學部藥學教室
1941 年 62 巻 5 号 p. 396-399
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ニフェニレンニオキシド及びその誘導體につき双極子能率を測定し,この分子が平面構造を有せずチアントレン,セレナントレンと同様屏風状構造を有することを確めた.一般にC6H4〓C6H4型分子に就きX原子の原子價角をその双極子能率より算出し,次ぎに其の結果を用ひて光學的異性體存否の問題を論じた.
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