ケトン化合體の反應性を檢するため炭素數近似せる3種の非對稱ケトン(Acetophenone, Methyl cyclohexyl ketone, Methyl-n-amyl ketone)を合成し之に一定條件の下に於てグリニアル試藥を作用せしめ生成するカルビノルの收量によりカルボニル基に結合せるPhenyl, Cyclohexyl及n-Amyl基の反應性に及ぼす影響を考察し, Phenyl基を有するものがカルビノルの收量最も大にしてCyclohexyl基のもの之に亞ぎn-Amyl基を有するもの最小なることを認めたり.
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