日本化學會誌
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本邦西部の温泉の地球化學的研究(第七報)
二三の温泉のラドン含有量
岩崎 岩次浮本 勇家吉 實
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1943 年 64 巻 7 号 p. 941-946

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抄録
昭和16年5月以降島根縣,廣島縣,福岡縣及び熊本懸の各地方に於ける温泉約20個所に就て温泉及び温泉ガスのラドン含有量を時期を異にしたものに就ても測定した.その結果に依れば
1) 福岡縣長垂山のペグマタイト地方に湧出する温泉のラドン含有量は餘り大きくはない.
2) 一般に温泉中のラドン含有量は變化してゐるものであるが,熊本縣阿蘇湯の谷温泉泡哮地獄の温泉ガス中のラドン含有量はその噴出週期の時期に依り,極めて規則的な變化を示す。尚この温泉の温泉ガス中のラドン含有量は温泉中に溶解してゐるラドンとの平衡量の約8倍に達してゐる.
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