日本化學會誌
Online ISSN : 2185-0909
Print ISSN : 0369-4208
二,三の重合反應に於ける誘導期に就いて
鶴田 四郎
著者情報
ジャーナル フリー

1944 年 65 巻 3 号 p. 210-215

詳細
抄録

〓にメタクリルメチルエステルの誘導期がArrheniusの式に從ふことを報告したが,本報でにスチロール,メタクリルエステル,オリーヴ油等既に他の著者に依り報告されて居る重合反應就き同樣の檢討を行ひ, (1)斯る關係が一般的に認められること及び(2)誘導期より求めた活性化熱Q1と重合反應より求めた活性化熱Qkとの差が溶液重合の際特に大となることを認めた

著者関連情報

この記事は最新の被引用情報を取得できません。

© The Chemical Society of Japan
前の記事 次の記事
feedback
Top