理化學研究所木村(健)研究室
1944 年 65 巻 5 号 p. 465-467
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(1) 由梨縣増富鑛泉沈澱物若干個のラヂウム含量を測定し同一鑛泉の處々の沈澱物に就ては該沈澱物中のラヂウム含量と鐵及びアルミニウム含量とがほゞ比例關係を有することをみた.(2) 鑛泉に於ける沈澱物中の鐵及びカルシウムに關しては前者は後者に先だつて沈澱しこのため泉源に近き沈灘物ほど鐵含量從つてラヂウム含量が大であることをみた.(3) 石灰岩中に於けるラヂウムはそのうちに含有される水酸化鐵の如き膠状物質に由來するものなることを推定した.
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