日本化學會誌
Online ISSN : 2185-0909
Print ISSN : 0369-4208
成形觸媒基材の製法研究(第一報)
高安 正明
著者情報
ジャーナル フリー

1944 年 65 巻 7 号 p. 686-690

詳細
抄録

成形金屬或は合金を酸化して得らるゝ成形酸化物を觸媒用基材に用ふる研究をなし,本報は成形銅の酸素並びに空氣酸化につき行へるものを報告せり.成形銅を本文記載の方法で酸化せば毫も酸化表面を剥離することなく堅牢なる成形酸化體を得.酸化は500°以上に於て良く行はれ酸化銅被膜の厚さ0.35mmに達し著しく緩漫となる.尚酸素のみより硝酸を混ぜて用ふれば酸化著しく促進さる.

著者関連情報

この記事は最新の被引用情報を取得できません。

© The Chemical Society of Japan
前の記事 次の記事
feedback
Top