1978 年 1978 巻 11 号 p. 1556-1560
縮合リン酸塩の溶液挙動を研究し,実用的な粘度式を決定するためにポリリン酸アンモニウムの塩化ナトリウム水溶液について,光散乱および粘度測定を行なった。光散乱測定は-濃度近似法を適用し,高分子電解質への低分子イオンの選択吸着の補正を行なった。ポリリン酸アンモニウムの.0。1molμ塩化ナトリウム水溶液中での分子量と粘度との相関関係として,Mw=4.9~30.3×104の分子量範囲内で[η]=8.26×(25°C)が得られた。
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