3-アルキルグアイアズレンのVilsmeier反応の主生成物は2-ホルミル化合物で,4-位のメチル基が2-ジメチルアミノビニル基にかわった塩基性生成物であった。またこれらをエタノール性NaOH溶液の還流により加水分解すると2-ホルミル-3-アルキルグアイアズレンが得られた。しかしながら生成物の構造から,2-位にホルミル基が直接置換したとする反応機構だけでは難点があることから,1-位にカチオン試薬が付加することからはじまる反応機講をあわせて提案する。
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