日本化学会誌(化学と工業化学)
Online ISSN : 2185-0925
Print ISSN : 0369-4577
共鳴ラマン分光法によるペルオキシダーゼのヘム近傍構造の決定
橋本 慎二北川 禎三
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1986 年 1986 巻 11 号 p. 1613-1621

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抄録

酵素が化学反応を触媒するメカニズムとタンパク質の分子構造とはどのようにかかわりあってい為だろうか?これは構造化学を研究する者にとって興味ある問題の一つである。分子量数万もある高分子について,共鳴ラマン分光法を武器としてその問題に挑戦した。H202を分解する酵素に関する著者らの研究結果をまとめる。

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© The Chemical Society of Japan
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