日本化学会誌
Print ISSN : 0369-4577
アリル=ジチオカルバメートとアルデヒドとの反応のレギオ選択性におよぼす添加物の影響
林 俊雄池田 一也大石 武
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1987 巻 (1987) 7 号 p. 1403-1407

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抄録

アリルニジチオカルバメートのリチウム塩とアルデヒドの反応における添加物のレギオ選択性に対する影響を検討した。添加物として4種の典型金属元素の塩,3種のクラウンエーテル,および4種のLewis酸を選び,実験した。これら添加物中Ti(OPri)4がもっともいちじるしい効果を示し,98%の選択率でα-付加体を与えた。この反応の機構としてカルボニル基がチタン原子に配位した六員環いす形遷移状態を仮定し,結果を説明した。

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© The Chemical Society of Japan
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