1989 年 1989 巻 9 号 p. 1550-1557
ゼオライト(ZSM-5)の酸性質測定に汎用される(1)アミン滴定法,(2)NH3昇温脱離(TPD)法,(3)Pyridine(Py)m4--Methylquinoline(4MQ)のGCパルス吸着法および(3)FT-IR法なる4方法を総合的に比較検討し,湘定結果を,(1)AI含有量と酸量,(2)Al含有量とBrφnsted酸/Lewis酸比,(3)細孔外表面積と細孔外酸量の相関,(4)Na-ZSM-5における弱酸性点の有無といった観点から考察した。さらに(5)酸性質と深い関係にあるH-ZSM-5のシラノール基の識別(酸性/中性,細孔内/細孔外),定量を行った。
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