健康医学
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骨粗鬆症とリスクファクター(閉経前群と閉経後群の比較)
斉藤 好子井上 怜子萩原 明間島 勝徳高尾 良英菅原 誠羽鳥 裕
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キーワード: 骨粗鬆症予防, 閉経
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1996 年 11 巻 1 号 p. 73-77

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抄録
女性の骨密度に閉経の要因が大きなウエイトを示すことから,「閉経前」群,「閉経後」群に分け,要因(加齢肥満度,骨折,手術運動,乳製品・カルシウム摂取)について観察した。Stiffnessの測定値は加齢とともに低下し,閉経後は有意に低い。肥満度では肥満ほど高値で,閉経前に比べ閉経後は低い。運動では閉経前後共にStiffnessは若い頃運動した人に高く,歩行では1日31~60分の歩行が高い。乳製品・カルシウム摂取では差はみられなかった。
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© 公益社団法人 日本人間ドック学会
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