健康医学
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人間ドックの超音波検査で発見された腎細胞癌の検討
本田 玲子辻村 久美子佐々木 とし子木村 寛子中塚 誠之成松 芳明庄司 清川村 陽一大川 日出夫
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キーワード: 腹部超音波検査, 腎癌
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1990 年 5 巻 1 号 p. 49-52

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抄録
腹部超音波検査は,無侵襲かつ簡便で,くり返し検査を行なえる事から,人間ドックのスクリーニング検査で,重要な役割を担っている。特に,症状が少なくhigh riskな要因もない腎癌の早期発見には,超音波検査の持つ役割は大きい。 今回我々は,通常の走査では描出困難であった小腎癌2症例を経験した。これらは3.5MHZと5MHZの探触子の併用と,多方向からの丁寧な走査により検出できた症例である。
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© 公益社団法人 日本人間ドック学会
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