健康医学
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人間ドック検診異常者の追跡調査
大野 清美大庭 純子増田 千春森河 裕子西条 旨子千間 正美中川 秀昭
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キーワード: 成人病, 治療率
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1992 年 7 巻 1 号 p. 134-136

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抄録

人間ドックを受検し,要治療・要精密検査と診断された人達の治療状況を追跡調査した。悪性化の心配のある消化管ポリープや自覚症状のある上部消化管炎・潰瘍の治療率は高かった。当院では,全例に胃カメラ・S状結腸鏡を行い,検査異常例では,精密検査の予約をしたり内服薬を処方している影響もある。しかし,自覚症状のない糖尿病や高血圧のような成人病では,治療率は低く,より積極的な事後指導が必要であると考えられた。

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© 公益社団法人 日本人間ドック学会
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