九州大学医学部皮膚科教室
1977 年 39 巻 6 号 p. 908-911
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28才, 22才, 25才女子の陰部疱疹の3例を報告した。ウイルス分離できた2例はいずれも単純疱疹ウイルスI型であつた。3例とも発赤, 腫脹, 疼痛が強く, 小水疱, 糜爛形成も著明で, またI型単純疱疹ウイルスが分離され, 川名のいう急性型と一致する。また28才女子例は分娩直前であつたため, 新生児の経産道感染防止のため帝王切開をおこなつた。
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