西日本皮膚科
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研究
外毛根鞘性ケラチン
—外毛根鞘性皮角からの検出とその意義について—
麻生 和雄下浦 孝子
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1988 年 50 巻 5 号 p. 883-887

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抄録

75才男子, 右頬部に生じた外毛根鞘性皮角(trichilemmal horn)の1症例を報告した。皮角よりケラチンを抽出し, 一次, 二次電気泳動で外毛根鞘ケラチン—56Kd(PI, 7.8), 48Kd(PI, 5.1)および46Kd(PI, 5.1)を検出し, 外毛根鞘ケラチンについて考察した。

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© 1988 日本皮膚科学会西部支部
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