小倉記念病院
2010 年 59 巻 1 号 p. 168-173
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我々はひまわり法による2例の治療を経験し良好な結果を得たので報告する.手術方法は多方向からpin sleeveにて固定しcableを通しsleeveをロックする.2例とも仮骨を認め骨癒合している.術後7ヶ月で膝関節可動域が1例は140度でもう1例が150度と良好であった.手術手技が容易で,3次元的にピンを打てるためsleeve状の骨折線にも対応が可能であり,粉砕骨折部適応の制限が無い.早期社会復帰が可能であると考えた.
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