国立病院機構金沢医療センター消化器科
国立病院機構金沢医療センター臨床検査科
2017 年 114 巻 7 号 p. 1269-1276
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症例は37歳男性.遷延する発熱と肝障害出現のため当院紹介,精査加療目的に入院となった.サイトメガロウイルス(CMV)初感染と診断し,スクリーニングの腹部造影CTで肝炎の所見および脾梗塞,上部消化管内視鏡検査で食道潰瘍を認めた.健常成人であり対症療法のみで加療し,いずれも経過で改善を確認した.健常成人に発症したCMV感染にともなった脾梗塞および食道潰瘍はまれであるが,念頭におくべき合併症と考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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