日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
等電点カラム電気泳動法による催胆汁うつ滞因子の分離精製
溝口 靖紘筒井 ひろ子阪上 吉秀志波 孝東森 俊博中尾 昌弘門奈 丈之山本 祐夫森沢 成司
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1982 年 79 巻 4 号 p. 947-951

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抄録

活性化Tリンパ球から産生されるリンホカインの種,催胆汁うつ滞因子をSephadex G-75カラムおよびDEAE-セルロースカラムで分画すると,2つの分画に活性が認められた.この両分画をさらに等電点カラム電気泳動法で検討したところ,催胆汁うつ滞活性因子はpH3.0~3.5とpH7.8~8.0に等電点を有する可溶性物質として分離された.

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© 財団法人 日本消化器病学会
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