脳血管内治療
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経カテーテル的大動脈弁置換術施行後に生じた完全房室ブロックにより一過性脳虚血発作を繰り返したため,緊急で頚動脈ステント留置術を施行した1 例
堀内 一史今村 博敏鈴木 啓太江原 夏彦安積 佑太金 基泰古川 裕坂井 信幸
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ジャーナル オープンアクセス 早期公開

論文ID: cr.2019-0019

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抄録

【目的】症候性重度大動脈弁狭窄症を合併した症候性頚部内頚動脈狭窄症に対し,経カテーテル的大動脈弁置換術施行後に生じた完全房室ブロックが原因で一過性脳虚血発作が頻発し,緊急で頚動脈ステント留置術を施行した症例を経験したので報告する.【症例】71 歳男性.経カテーテル的大動脈弁置換術施行後,完全房室ブロックの出現に伴い,一時的ペーシングの管理なしでは一過性脳虚血発作が頻発した.頚動脈ステント留置術と永久ペースメーカー留置術を施行後,過灌流症候群に対する管理を必要としたものの,CAS を先行した際に生じ得る致命的な血行動態の破綻を回避でき,良好な経過をたどった.【結論】症候性重度大動脈弁狭窄症を合併した症候性頚部内頚動脈狭窄症に対して,経カテーテル的大動脈弁置換術を先行した上での頚動脈ステント留置術は治療選択肢になり得る.

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© 2020 特定非営利活動法人 日本脳神経血管内治療学会

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