理化學研究所
1938 年 14 巻 9 号 p. 1144-1146
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(1)プロリン,オキシプロリンの二つを除いた精製アミノ酸混合物を製し,之を蛋白源として白鼠に就て飼育試験を行ひ,動物のよく生長する事を實験した. (2) 馬肉蛋白硫酸分解物を熱酒精にて反復浸出してプロリン,オキシプロリンを除去したものを製し,之にトリプトプアンを補へば,蛋白源として立派に役立つ事を證明した. (3) 以上の實驗結果から他のアミノ酸が揃つで居る場合には,プロリン,オキシプロリンは榮養上必須不可缺ではないといふ結論を得た.
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