日本農芸化学会誌
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清酒酵母に関する研究
(第4報)胞子形成能の復帰に就て
塚原 寅次
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1954 年 28 巻 9 号 p. 724-727

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抄録

(1) 胞子形成能の退化或は弱化した清酒酵母を復帰させるには熱による殺菌を行わず除菌濾過した麹汁に2~3日の間隔で7~8回移植を続けた後, 7日間以上の間隔で2~3回移植すれば良い.
(2) メチレンブルーによる酵母の染色率は接種後7日附近で最高に達した後,漸減する.
(3) 清酒酵母の胞子形成率を最高にする前培養の温度に繁殖可能の最高温度附近にある.

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© 公益社団法人 日本農芸化学会
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