明治大学名誉教授 [日本]
2017 年 48 巻 2 号 p. 22-29
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集落は今大きな変化の途上にある.本稿では集落営農や地域づくりの取り組みの面から集落に生じている新しい動きについて分析した.そこで明らかになったことは,集落営農や地域づくりへの女性や若者の参画が進む中での家単位の参加組織から個人単位の参加組織へという内部における変化,UターンやIターンが進む中での「閉じられた社会」から「開かれた社会」へという外部に対する変化,村落の重層的構成のもとでのタテのつながりでの集落を支える関係の再構築等集落の内外にわたる変化の模索である.
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