東京工業大学 物質理工学院材料系
2016 年 85 巻 12 号 p. 1010-1015
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グラフェンや2次元遷移金属カルコゲナイドに代表される2次元ナノ材料は,その物性の理解が進み,さまざまな分野での応用が期待される.中でも,バイオセンサなどへのバイオ応用に向けた期待は高く,生体分子と2次元ナノ材料の界面に関する理解は,その重要性を増している.本稿では,2次元ナノ材料表面で規則正しく自己組織化構造を形成するペプチドを用いた,生体分子・ナノ材料の界面制御に関する最近の研究進展について解説する.
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