東京工業大学工学部無機材料工学科
1986 年 55 巻 7 号 p. 693-696
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
液体中に微細なコロイド粒子が懸濁したゾルから多孔質のゲルを経てガラスを作製するゾルーゲル法は,溶融過程を経ないガラスの低温合成法であり,新素材開発の手法として近年研究がますます活発になりつつある.ゾル-ゲル法は反射防止膜や各種保護膜,導電性膜などの薄膜形成法としてすでに実用化されており,また光ファイバー母材やセルフォック型ロッドレンズの作製の研究も進められるなど,その特徴を活用した光学材料の開発が期待されている.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら